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今や、一家に一台ではなく、一人に一台自動車を保有する時代。 敷地にある程度の余裕がある、駐車場を複数借りられる環境にある家庭では、複数の車を所持している事も珍しくはないでしょう。 そういった時代背景もあって、近年では自動車単体ではなく、その家族の保有する自動車全体に保険を掛ける、というプランも増えてきています。
その一方で、一台の車を共有して使用している家庭も少なくありません。 そういった家庭に人気の自動車保険といえば、「自家用自動車総合保険」略して「SAP」でしょう。
自家用自動車総合保険は、他の自動車保険と比較すると、非常にフォロー範囲が広い保険となっています。 基本的には、「対人賠償」「対物賠償」「無保険車傷害保険」「自損事故保険」「搭乗者傷害保険」「車両保険」の6つがセットになっており、ほとんどの交通事故に関するトラブルが、保険金が支払われる範囲に入っています。 範疇外なのは「人身障害補償保険」くらいでしょうか。 比較的手厚いプランとなっているので、安心して車の運転ができます。
自家用自動車総合保険が、「一台の車を共有している家庭」に対して有効な理由は、利用者がまとめて加入できるからです。 たとえば、父親、母親、息子の3人暮らしの家庭で、全員が同じ車を利用している際、父だけが任意保険の契約者…となると、他の二人は対象外となります。
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ですが、この保険だとそのような心配は無用です。 ただし自家用車が対象なので、仕事で使用している車での事故は対象外となります。
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